ON THE ROAD TO SOMEWHERE Vol.2
いつもいる場所は旅の途中
5年前に Maki Mukaedaが声をかけてくれたサーフリトリートをきっかけに虜になったバイロンベイはいつもエモーショナルなサンセットタイムが迎えてくれる。
サーフィンをしていると意外とさっと帰りがちな私たちのカルチャーの瓶を逆さに向けてくれるような場所。
ビーチで子供たちやラグを広げて朝から夕方までワイン片手にchillする大人たち。
いつの間にかどの部分をメインにこの場所に来たのかわからなくなるほど、それぞれの遊びや暮らしを繰り広げている。
そりゃポイントのピークもピリつかないわけだ。
写真を撮っている側もその会話が聞こえてきそうなほどいいVibesに包まれている。
サーフィン後に町へ戻ると、どこからともなくストリートミュージシャンたちがその時間を歌っている。
様々なことがここでは一つのサイクルになっているようだ。
Photographer ATSUSHI SUGIMOTO